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皆様こんにちは。うさ夫です。
キャンプシーンにおいてポータブル電源等大型バッテリー製品が受け入れられ、現在では頻繁に各社バッテリー製品を見かけるようになりました。
そんな中、スノーピークさんより変わり種のバッテリー背品が登場しましたのでご紹介していきます。
ギガパワーバッテリー15000・30000
スノーピークさんからバッテリー??とこの製品の発表があった際は少々戸惑いましたが、バッテリー形状を見て納得しました。
なんと、OD缶(ガスカートリッジ)の意匠を施されているではないですか!
なかなか面白いです。
しかし、一番大事な部分は製品のスペックです。
ここからは、このバッテリーの機能や性能を見ていきましょう。
ギガパワーバッテリーのスペック
まずは今回私が購入した小型モデル(250ml OD缶相当)のスペックを見ていきましょう。
ギガパワーバッテリー 15000(ES-121)
サイズ:直径110×高さ100mm
重量:600g
バッテリー容量:15,000mAh
使用電池:リン酸鉄リチウムイオン電池
入力:
USB-C1、USB-C2:5V⎓3A、9V⎓3A、12V⎓2.5A、15V⎓2A、20V⎓1.5A(最大30W)
出力:
USB-C1、USB-C2:5V⎓3A、9V⎓3A、12V⎓2.5A、15V⎓2A、20V⎓1.5A(単ポート最大30W)
USB-A:5V⎓3A、9V⎓2A、10V⎓2.25A、12V⎓1.5A(単ポート最大22.5W)
合計最大出力:46W(複数ポート使用時)
使用温度条件:
動作時:0℃~35℃
充電時:0℃~35℃
保管時:0℃~35℃
防水規格:IPX4(オプション製品接続時)
セット内容:本体、収納ケース、USB-C & USB-C ケーブル
材質:
本体:ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、シリコーンゴム
収納ケース:ポリエステル
ケーブル:PVC
続けて、大型の30000モデルも見ていきましょう。
ギガパワーバッテリー 30000(ES-122)
サイズ:直径110×高さ160mm
重量:1.1kg
バッテリー容量:30,000mAh
使用電池:リン酸鉄リチウムイオン電池
入力:
USB-C1、USB-C2:5V⎓3A、9V⎓3A、12V⎓3A、15V⎓3A、20V⎓3.25A(最大65W)
出力:
USB-C1、USB-C2:5V⎓3A、9V⎓3A、12V⎓3A、15V⎓3A、20V⎓3.25A(単ポート最大65W)
USB-A:5V⎓3A、9V⎓2A、10V⎓2.25A、12V⎓1.5A(単ポート最大22.5W)
合計最大出力:72W(複数ポート使用時)
使用温度条件:
動作時:0℃~35℃
充電時:0℃~35℃
保管時:0℃~35℃
防水規格:IPX4(オプション製品接続時)
セット内容:本体、収納ケース、USB-C & USB-C ケーブル
材質:
本体:ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、シリコーンゴム
収納ケース:ポリエステル
ケーブル:PVC
両者を比較しての特徴差・良いポイント
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを使用
この二つのモデルを比較してみて、特に注目すべき点は、両方ともリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを使用しているのがポイントです。
このリン酸鉄リチウムイオンバッテリーは、通常使用される三元系リチウムイオンバッテリーと比べると衝撃による不慮の爆発・発火などが少ないという特徴を持っています。
そのため、それほど神経質にならずとも、気軽に野外や室内で使用しやすいです。
充電のスピードはモデルによって違う
今回の2種類のバッテリー製品ですが、モデルによって充電スピードが違い、USB-Cからの入力が30W(15000モデル)・65W(30000モデル)と、超高速というわけではないものの、比較的高速な充電が期待できます。
また、出力についても、30000モデルは65Wでの出力が可能で、MacBookなどの駆動にも十分な電力が供給可能です。
IPX4の防水設計(オプション使用時)
IPX4の防水設計となっており、あらゆる方向から短時間(10分間)の水の飛沫を受けても、有害な影響がない製品設計となっています。
しかし、防塵には配慮されていません。
底面にU1/4インチカメラネジ穴
本体の底面には、U1/4インチカメラネジ穴が装備されており、三脚などへの接続も可能です。
しかし、どのようなシーンでこのネジ穴を使うかは正直微妙です。なくてもよかったかなぁ。。
どのような人におすすめか
では、肝心のこの製品がどのような人におすすめできるものかというお話になりますが、以下のような考えを持っている人にマッチする製品かと考えます。
・キャンプをやっていて、普段の生活でもキャンプを感じていたい人
・キャンプギアとしてモバイルバッテリーの意匠にもこだわりたい人
・スノーピークのLEDランタンなど、専用オプション製品が使用したい人
この3つのいずれかに当てはまる人が使うべき商品かなと考えます。
というのも、この商品、同型のモバイルバッテリーに比べると価格も高く、モバイルバッテリーとしての優位性はそれほどないというのが率直な感想です。
ただ、アウトドアをする人にはそそられるデザインが施されているという点は評価されるべきポイントであり、最大の特徴です。
最後に
最後に、今回この製品はアンカーさんと共同開発された意欲的なバッテリーとなっています。
そのようなチャレンジをやってくれるのがスノーピークさんという認識がありますので、これからも消費者がおっ!と思うようなプロダクトを期待しています!
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